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京都府久多川でのアマゴ釣り テンカラ王子の全国旅【2/47】

小林大地
こちらはつりチケ事業に参画する小林が全国を営業で回わるかたわら地域の素晴らしい川を紹介していく連載です。

久多漁協管轄 久多川とは

昨日(5月18日)は久多川漁協管轄のその名も久多川で釣ってきました。

まずは漁協事務所にいき、ご挨拶。

ありがたいことにつりチケのポスターもしっかり貼ってくれていました!

今度新しいポスター送りますね^^;

久多漁協の放流

川の様子や漁協のお話を聞いていると、増殖の話になりました。

久多漁協では成魚放流と稚魚放流で増殖を行っているそうです。

しかーし!

「うちはヒレピンのきれいな魚しかいれていない」

とのこと。

久多漁協とのみ取引をもつ養魚場があり、いけすの中の魚数を絞り、ゆとりを持たせ管理、飼育をしているそう。

実際どんな魚が釣れるのかドキドキしてきます。

 

さらに。

「月に1~2回は養魚場の魚を久多管轄に放流している」

という情報も。

これは私でも釣果が期待できる!?と鼻を膨らませながら話を聞いていました。

 

久多川の渓相

川の様子

入川したのは、久多川の上流部。里山の合間を縫って、清流が流れています。

18日の水位は平水より若干やや少なめで、踝程度。

深みがある箇所では膝丈からモモあたりまでの深さがあります。

川幅は広い所で5m強、狭い所で3m程でした。

小から中程度の石や岩があり、アマゴがほとんどのため流れの中での釣りがメインになります。

自己ベスト更新! 久多川アマゴGET

午後13時~18時までで、釣果が・・・

8匹!!

これは自分史上初の釣果です!!

先ほど伺っていた話の通り、とても魚影の濃い川でした。

 

気になる姿形ですが、こちらも聞いていたどおり本当でした。

一見すると、天然か成魚放流魚かも分からないほど。

朱点も毒々しくなく、ヒレもピンッと張り詰めている個体がほとんどでした。

 

サイズは15cm~20cmのサイズが半分、20cm~25cmサイズが半分ほど。

 

15cm~20cmサイズ。

際立つ黄色いヒレが特徴的です。

川幅が広く、踝ほどの流れの中で反応してくれました。

 

20~25cmサイズ。

川幅が狭く、深みがあるゾーンで反応してくれました。

  

 

久多川上流部の入渓ポイント

一つ入渓ポイントを紹介したいと思います。

丁度この赤丸印の当たりが、橋になっています。

※その先20m程度北上したところに駐車できるスペースもあります。

等高線のとおり平地が続き釣りやすくなっています。

 

下にあるのは、丸印部分実際の写真です。

橋の脇から、川へ降りていきます。

 

グーグルMAPも併せて貼っておきます。

久多川の注意点

今回入川した場所では、大きな危険箇所はありませんでした。

ただ、スズメバチ(種類までは分からず)が活動を開始し、なんどかみかけることがありました。

個人的にはもしもの時にために、ポイズンリムーバーも持参しています。

 

テンカラ道具立て

ライン

ヤマトヨ レベルライン 3.5号

竿

天平テンカラ

毛鉤

#14 2.5ミリのタングステンヘッド付き

「胴巻きが黒」「胴巻きが白」の2種

今回の釣行のサブテーマ「春先は白い毛鉤、夏は黒い毛鉤」という定説の検証で、上記2種の毛鉤を用意していました。

確かに川の様子みると、白系の虫が飛んでおりこれは胴巻が白の毛鉤がいいか?と思っていた所・・・

胴巻白:釣果なし

胴巻黒:釣果あり

という結果に。

もちろん、毛の量や出来不出来があるので一概には言えないですが、ある意味魚も色を見ていると仮定できる面白い結果でした。

引き続き白、黒の2種で検証を続けていきます。

 

久多漁協の情報

遊漁券

日券 2000円

丁寧に放流がされているので、納得の価格です。

 

24時間購入できる遊漁券販売所は

・京都大原のファミリーマート

・「つりチケ」

https://www.tsuritickets.com/org/3a804a0a0b16432cae11f32912253a3d

の2箇所になります。

つりチケであれば、自宅で購入可能。

購入後自宅でプリントアウトしてしまえば、現地に直接向かうことができます。

 

久多川上流部をおすすめする3つのポイント

まとめとして、久多漁協管轄久多川のおすすめポイントを書いて終わります。

①川辺が整備されており、キャスティングが非常にしやすい。

今回の釣行でトラブルがあったのは1回だけ。

ストレス無く、基本的なキャスティングに集中することができたので、

・竿先のブレを無くす方法

・ピックアップの強度

・握りを変える

など随時自己点検することができました。

 

②しかるべき場所に、いるべき魚がいる

ここにはいるだろうと思う場所に、しっかり魚がいます。

・流れが狭くなり、底石にぶつかっている

・上流側に大きな石があり、流れが2股に分かれている

・川全体を見た時に、右岸側に流れが偏っている

など。。。

どこに毛鉤を落とし、流すか。

魚影が濃く、自分がいるはずだと想定した場所にしっかり魚がいるので、戦術のブラッシュアップになりました。

 

③川そばに舗装道路(かなり細いが)があるので、川へのアクセスが抜群

川そばに道路が走っています。歩いても5分ほどあればどこの川もアクセス出来ると思います。

通常であれば、そのような漁場はアクセスがしやすいのですぐに釣りきられてしまうはず。

しかし久多漁協では先程書いてきた通りの事情から豊富な魚影が期待できます。