初めての渓流釣り!餌釣りでイワナとヤマメを狙ってみよう
※アイキャッチ画像はイメージです
週末は家族でキャンプにいく予定。近くには綺麗な川があるみたい。
魚も住んでいそうだし、これを機会に釣りを始めたいな。
いつもは海釣り専門だけれど、たまには川魚も狙ってみたい。
今回は、そんな川釣りを初めて経験されるみなさんにおすすめしたい渓流釣りのご紹介です。
コツやポイントをつかめば意外と簡単なんです。
まずは確認!渓流とは
渓流とは河川の上流にあたる場所。
山間部に近く傾斜がやや急で、水量は多くはないものの流れが早い箇所です。
とは言っても、中流域に近い穏やかな流れの場所でも渓流釣りと言いますし、あまり厳密に考えなくても良いかもしれません。
小さなお子様がご一緒の場合は、まずはポイントより安全第一の場所で釣りを行ってくださいね。
狙う魚はこれ!イワナとヤマメ
渓流で釣れる魚は、主にイワナやヤマメ、ウグイ、サクラマスなどが挙げられます。
中でも特に狙っていただきたいのが、渓流釣りで人気のあるイワナとヤマメ。
時期は初夏がおすすめです。
イワナはサケ科に属する肉食性の川魚で、岩魚とも表記されます。
全体に広がるオレンジと白の斑点が特徴的です。
一方のヤマメもサケ科の川魚。
山女魚、あるいは山女と表記され、そのしなやかな姿が語源と言われています。
パーマークと呼ばれる、連続する縦長の黒い楕円が特徴です。
まずはこれだけでOK!餌釣りの準備
渓流釣りの方法は餌釣り、ルアー釣り、フライ釣りがあります。
今回は必要最小限で始められる、簡単な餌釣りの方法をご紹介します。
・釣りザオ
初心者には、5~6m前後の収納しやすいコンパクトな小継ぎタイプがおすすめです。
・ライン(糸)
ナイロン製かフロロカーボン製がおすすめ。
本来は切れても交換しやすいように天井イト、水中イトと分けて仕掛けを作るのですが、今回は簡単に一本のラインで。
チチワ結びでサオの先端に取り付けます。
・針
渓流針やヤマメ針を使います。
基本は使う餌によって、小さい餌なら小さいサイズの針、大きい餌なら大きい針を。
ラインには打ち掛け結びで。
・目印
多々ある目印ですが、目的は川のどのあたりに、どのくらいの深さで落としているのかを確認するためのもの。
ご自身で見つけやすそうな色、取り付けやすそうなタイプを選択してください。
・ガン玉(オモリ)
餌を魚のいる底層へしっかり落とすために必要なアイテム。
5~4B程度の号数で、現場の状況によって臨機応変に。
針から30cm程上につけるのがポイントです。
・餌
ミミズやブドウムシ、イクラを買うのもいいですが、現地調達という手もあります。
経済的ですし、生態系の勉強にもなりますよ。
川の浅瀬で大きめの石をゆっくりひっくり返してみましょう。
さまざまな川虫が石にくっついています。
使うのはピンチョロ、クロカワムシ、キンパク。これらを採取して針に付けます。
・その他
必須ではないですが、タモ(網)は釣った魚をキャッチしたり、川虫を採取するのに便利。
魚入れやエサ入れもあれば役に立ちますが、なければバケツでも対応できます。
・服装
自然のなかに入っていくので虫よけスプレーは必須。
また、長時間日差しに照らされるので日焼け止めと帽子も用意しましょう。
サングラスは日焼けだけでなく、川面の反射による目の疲れを軽減させるのであると便利です。
川底にいる魚を見やすくする効果もあります。
後々、本格的に渓流を楽しみたくなったらウェーダーと呼ばれる釣りタイツや、釣り用のベストの購入もおすすめです。
(参考記事:「川釣り用ウェーダーのおすすめは?基礎知識から選び方まで一挙紹介!)
遊漁券は渓流釣りに必須!必ず買いましょう
遊漁券は渓流釣りに必須なので、必ず買い求めましょう。コンビニでも購入できますし、釣り場近くの商店でも売っています。最近ではWEB販売の取り扱いも出てきました。
つりチケは、スマホやPCで遊漁券を購入できるWEBシステムです
つりチケならスマホやPCで遊漁券が買えるから、
・販売所が開いていない早朝でも
・販売所まで遠い山奥の釣りスポットでも
もっと釣りを楽しめます。
また、実際に釣りに行くときは各市町村・漁協のHPにて漁場図や規則、禁漁期間を確認することをお忘れなく。
いざ実践!釣りのコツ、ポイント
餌の流し方は上流から下流へ。
川面の流れよりゆっくり餌が流れていれば、魚の潜んでいる底流にエサが届いている証拠です。
ガン玉の重さを調整して、ラインがダブつかず、川底に接触しない程度を狙いましょう。
サオが細かく震えだしたら、アタリといって魚が食いついた証拠。
焦って腕だけで釣ろうとせず、手首を使って素早く引き上げましょう。
以上、渓流での餌釣りのご紹介でした。
今回ご紹介した内容はあくまで一例です。
しっくりこなかったり、あるいは別の方法も試してみたいという方は、ぜひいろいろと挑戦なさってくだい。
当記事が皆様を奥深い渓流釣りの世界へお誘いすることができましたら幸いです。