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【鮎友釣りマップ】【馬瀬川上流漁協】vol1. 本郷橋~堀之内石碑編

つりチケ編集部

全国の鮎を一同に集めて、その味や香りを競い合う「清流めぐり利き鮎会」というものをご存じでしょうか?
いってみれば「鮎の甲子園」とでも言え、とにかく日本一美味しい鮎を選んでみよう! というイベントで、高知県友釣連盟が開催しています。

この「全国清流めぐり利き鮎会」で過去3度の準グランプリを受賞していて、2007年には「全国清流めぐり利き鮎会スペシャル」で優勝しているのが今回紹介する馬瀬川上流漁協です。
馬瀬川の鮎は、良質な藻を沢山食べる事で出るといわれる体色の黄色や香りが強く、腸がほのかに甘いのが特徴。
流域に石灰岩が多いため良質な藻が生え、豊富に含まれるカルシウムが溶け出して川の水を甘くするとも言われています。
参考までに、同じく「清流めぐり利き鮎会」のグランプリ常連の和良川は、この馬瀬川の支流となります。

 

うろこのキメが細かく、釣りあがった時の色はギンギンの個体が多い。

見るだけで、とっても美味しそう(^^

今回はそんな素晴らしい鮎を育む馬瀬川上流漁協管轄の友釣りマップ第一弾です。

 

【友釣りマップ】【馬瀬川上流漁協】vol1. 本郷橋~堀之内石碑

①オトリ店

今回紹介する馬瀬川上流漁協の鮎銀座的なエリアを釣る場合、オトリは馬瀬川上流漁協での購入が便利です。

ポイント情報等も集まっているし、駐車場も広く、トイレ等もあります。初めて行く方は、こちらでオトリと情報をゲットするのが良いかもしれませんね。

 

ポイントa:本郷橋付近

②-a 駐車場

ゆうに10台くらいは停めれる駐車場が、神原ふれあいの広場横にあります。
本郷橋から右岸すぐの道を50m程度進んだら見えてきます。

広い上に清潔な公衆トイレもあり、とても快適です。

③-a 本郷橋上流

本郷橋付近には深みが続いています。この深みには多くの鮎がストックされているようで、写真上部に見える段々瀬や、中ほどの瀬にも差してきます。

 

鮎が差してくる時間帯でなければ深みの中を泳がせるもよし、良い時間帯になれば瀬で釣るのもよし、楽しめるポイントです。

 

ポイントb:診療所上左岸石碑付近

②-b 駐車場

5台~10台程度停めれるスペースが国道257号沿いにあります。

川に対しては左岸であり、石碑があるのでわかりやすいはずです。

 

近所の農家の方が野菜の無人販売スペースも設置してくれており、取材日当日もお買得価額でトマトや加賀太きゅうり、花の苗などが並んでいました。

③-b 本郷橋下流~診療所前

このポイントも本郷橋上流と似た傾向になります。

鮎のストック量の多い深みはこの石碑の上流側、本郷橋下流にも続いています。

深みから差してくる鮎を瀬で釣りつつ、差してくる鮎がいない時間帯は深みをさぐります。

さらに、少し下流にくだると、馬瀬診療所前のザラ瀬があるため、そちらに足をのばし、ザラ瀬を広く足で稼ぐのも良いかと思います。

 

ポイントc:堀之内石碑付近「滝の瀬」

②-c 駐車場

このポイントの駐車場にも石碑があります。

駐車場は広く10台程度は停めることが出来ます。

ポイントbと同じく、国道257号沿いで、道が左にカーブする部分にあるためわかりやすいです。

駐車場から下流側に入った場所から川に降りることが出来ます。

③-c 石碑裏「滝の瀬」

ポイントは「滝の瀬」と呼ばれ、その名の通り大石が織りなす段々瀬となっており、流れも速く強めです。

増水すると竿が入らないポイントもあると考えられ、魚が残りやすそうな場所です。

 

ポイント全般を通して、水は透き通り透明で、石の色もいい。

始めて訪れる方は、川を見るだけで一気に気分が盛り上がるのではないでしょうか。

 

女性も釣りやすい場所が多く、取材班の女性メンバーも喜んでいました。ご夫婦で来られているお客様もチラホラみかけました。

 

鮎はうろこのキメが細かく、釣りあがった時の色はギンギンの個体が多いです。

※写真は釣り上げたタイミングではなく、オトリに使ったものなので色が落ちているのはご容赦頂きたい。

 

釣って美しく、食べて美味しい馬瀬鮎。

さすがは過去3度の準グランプリを受賞し、「全国清流めぐり利き鮎会スペシャル」で優勝しているブランド鮎です。

 

取材日当日もオーナーカップがおこなわれていましたが、エリア全体としても駐車場も良く整備され、見ただけで鮎に力を入れているのがわかり、思わず顔がほころんでしまいます。

 

是非、一度行かれてみてはいかがでしょうか。

 

おまけ

恒例のお料理シリーズ(?)。今回は鮎のコンフィのご紹介です。

コンフィとは、低温のオイルで煮込んだ料理のこと。塩を振った鮎を耐熱皿に入れてオリーブオイルをひたひたに入れ、約100℃のオーブンで2~3時間調理するだけの簡単調理です。

低温でじっくり調理するので、頭も骨も柔らかくなり丸ごと食べられます。鮎コンフィ単体でももちろん、崩してパスタとあえても美味です。

天然鮎といえばやはりハラワタですが、馬瀬川の鮎はハラワタも絶品。是非ハラワタ含めて丸ごと食してみてください!