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【友釣りマップ】【巴川漁協】vol1. 足助大橋~足助新橋編

つりチケ事務局

こんにちは!
これから、いくつかの人気河川での友釣りマップを作って紹介していきたいと思います。
第一段は、名古屋市や豊田市中心部から1時間以内で行ける魅力的な釣り場「巴川」です!

そもそもこの企画を始める背景として、渓流釣り(ルアー、テンカラ、フライ)をする人達はわりと友釣りに興味は持っているものの、やっぱり「装備が多いし、仕掛けは複雑だし、どうも敷居が高い」と思って始めにくく感じている人が多いという事情があります。

少々複雑なのは事実ですが、渓流をしている人達にすると
・服装は既に持っている
・渓流歩きには慣れている

という大きなメリットがありますし、何より鮎は美味しいです!
アマゴ等の渓流魚は、これだけ数が減っていると食べることが憚られますが、鮎は数が多いので基本的に美味しく頂きます。
天然の鮎はお店に出回っていない貴重なものですし、実際にかなり美味しいので、友釣りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか(^^

装備の紹介

私達は所謂渓流で「ウェットゲーティング」と呼ばれるスタイルそのままで釣っています。
↓男性の場合

↓女性の場合

サーフィン用の安いウェットスーツズボンに渓流ゲーターをつけ、上は腰以上に水に入るポイントかどうかで分離式のウェットスーツ上着を着るかを決めています。
別に友釣りの服装をわざわざ買う必要はなく、これで十分です。

後は竿とオトリを入れる友船、鮎用のタモです。

竿はヤフオクやメルカリで2万円程度のもので最初は十分です。
何が良いのか判断しにくいと思いますが、出来れば周りに友釣りしている人がいればその人に聞いて、いなければエイヤ!で笑

タモは渓流用のものだと使いにくく、5000円程度で売っているこんなのをお勧めします。

友釣りの場合、オトリを扱ったり、仕掛けをタモの中に入れて準備したりと渓流よりもタモの出番が多く、専用のものでないと極端にやりにくいです。

友船も中古ならば3000円程度から出ていることが多く、それで十分です。

仕掛けは完全仕掛けというオールインワンになったものが釣具屋に売ってあり、それと針を買えば最初は十分です。

そのうち慣れてきたら、少しずつ自分で作れば良いと思います。

ネットで買うのが心配であれば、中古品を実店舗で売っている店もあります。
愛知県内県内であれば天狗堂(豊田店、岡崎光ケ丘店)さんです。
両店ともに、店員さんも非常に親切に相談にのってくれ、実際に友釣りもされているので知識も豊富です。

豊田店の店長さん。豊田店では「鮎の仕掛け講習会」もやっています。

巴川友釣りマップvol1 足助大橋~足助新橋

前置きが長くなりましたが、今回の巴川マップ第一弾は「巴川銀座」と私が勝手に命名している人気エリアです。

川沿いを通ると、シーズン中であればだれかしら入っており、釣り人を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
とても入りやすく、駐車場も整備されているので、最初にチャレンジするのに良い場所だと思います。

①オトリ店
まずオトリ店の紹介です。
ちょうどこのエリアにある「姫」という喫茶店がオトリを扱っており、たくさんのお客さんが利用しています。
お客さんが多いので、オトリの循環も良く、おかみさんに聞けばたくさんの情報も集まっているので、その時点での釣れている場所なども教えてくれるはずです。

この時期、オスのオトリは弱るのが早いですが、ちゃんとオスメスも選ばせてくれてお勧めのオトリ店です!

②駐車場
次に駐車場です。
このエリアには2か所あります。
②-a
駐車場からも川がよく見えるこの場所、4-5台が停めれます。

②-b
小さい場所なので、停めれるのは1台、頑張って2台です。

③ポイント
③-a 足助大橋上流
川幅が広い上に3本の分流になっているので増水時にも対応しやすく釣りやすい場所です。

③-b 足助大橋下流
ほどよい段々瀬が続きますが、増水時には少し釣りにくいはずです。
平水時には瀬の中で気持ちよく鮎がかかるのではないかと思います。

③-c 高校下
駐車場②-aからすぐには入れるポイントでフラットな流れに、石が入っているポイントが続きます。
多くの人が入っている人気ポイントです。

③-d 足助新橋下流
新橋上流は岩盤帯のトロになっており釣りにくいので、下流部に入るならばこの辺りが良いです。
岩盤部分と石が入ったポイントが混在しており、変化がある瀬になっています。

今回の撮影時には、水量が多く川の様子がわかりにくかったです。
足助大橋上の分流になっている部分の葦際にアカ(鮎が食べるコケ)が残っていそう、かつ釣りやすそうだったので入りたかったのですが、既に釣り人が何人かいらっしゃったので、③-d 足助新橋下流に入りました。

釣り人はまったくおらず気兼ねなく釣れますが、川に立ちこんで深い場所の残りアカを釣りたかったものの水量が多く少々大変でした。

作戦変更して、基本的に岸の上から釣りました。
友船を川の葦や木に結びつけて、自分は岸に上がってヘチ(岸際)を釣り、釣れたら友船に入れにいくスタイルです。

飽きない程度に綺麗な鮎が釣れてくれます。

この時期でもまだ若く、綺麗な鮎が多いです。

お昼は右岸でランチ。
彼岸花がさく気持ちの良い景色で、カップラーメンではありますが、とてもくつろげます。

一応の撮影は出来たので、さあどうするか?という午後ですが、このエリアは人気ポイントだからか?型が良いのが出ないので、少し浮気しました。
上流域の安実京付近にちょこっと行くと、23cmクラスがポンポンかかりました。

丸々とした良い鮎で、かかるなり強烈な引きを楽しませてくれます(^^

23cmクラスを強い瀬の中から抜くのは、渓流でいえば尺を釣るくらいの興奮があります。
残念ながらどんぶりもくらいましたが、引き方からするともっと大きかったと思います。
※どんぶり⇒オトリ鮎とかかり鮎の2匹が親子になって糸が切れてロストすること、大鮎が強い瀬でかかると発生することが多い

次回はこの上流域のマップを作ってみたいと考えています。

最後に食してみる

やっぱり鮎なら「釣って食べる!」です。
渓流に慣れている人なら、10匹釣れればおそらく満足のはずで、食べることは新鮮だと思います。

やっぱり定番の「塩焼き」。

串をうって、鮎をくねらせ、焼いたものをポン酢につけて食べると最高です。
料亭などでは「蓼酢」をつけますが、ポン酢でも十分すぎる味です。

ビールや日本酒、焼酎にウィスキー、何にでもあう万能おつまみを釣ってみるのはいかがでしょうか? (^^