【テンカラ】自分好みの毛鉤を作れば楽しさ倍増!
こんにちは、テンカラ女子のユキコです。禁漁期間、みなさまどのようにお過ごしでしょうか。私は最近、自分好みの毛鉤を作って楽しんでいます。
毛鉤を自分で巻くなんて、敷居が高い!と思っていたのですが・・・実はやってみたら意外と簡単!自分で巻いた毛鉤で釣れると、釣れた時の嬉しさも倍増します。なので私はもっぱら自作の毛鉤で釣っています。
といっても、道具や材料もほとんど100均ショップで揃え、巻き方も適当な「なんちゃって毛鉤」です。そんな毛鉤で釣れるの?と思われるかもしれませんが、案外市販の毛鉤と同じように釣れるのです^^
そこで今回は、私の「なんちゃって毛鉤」の作り方をご紹介します。
用意するもの
用意するのは次の6点です。①はネットで、①以外は100均で入手しました。
②羽毛(100均の飾り用品で代用)
③バイス(針を固定する道具。100均の商品で代用)
④糸(手芸用でOK)
⑤接着剤(マニキュアでOK)
①釣り針
釣り針だけはネットで購入。
バーブレス(カエシなし)、管付き(糸を結ぶ穴が付き)、針のサイズは一般的な#12をよく使います。
②羽毛
100均のダイソーさんで購入。
ラッピング用の堅い羽根ですが、部位を選べば十分使用できました。
余談ですが、100均の羽根以外にも、道端やに落ちているカラスや鳩の羽根も有難く使わせてもらってます^^;
(野生動物はどんな病気を持っているか分からないので、個人的な対策ですが、ビニール袋等を使って直接触れないように収集し、夏場に日光で数日間消毒してから使っています。)
③バイス
バイスは、毛鉤を巻く時に針を固定しておく道具です。
針が固定できさえすればよいので、私はダイソーさんで購入したこちらを使っています(確か300円くらいだった)。
裏が吸盤状になっていて、ツルっとした机などにくっつけて使います。
本物のバイスに比べると使いにくい部分はありますので、細かい作業が苦手な場合は本物のバイスを購入された方が良いかもしれません^^;
④糸
カラフルな手芸用の糸です。
これだけ入って100円。
「アマゴは色を識別できない」と聞きますので、何色の糸で毛鉤を巻いてもあまり釣果に関係はなさそうです。
何色でもいいなら可愛い方が良い!ということで、私は割とピンクや黄色などの可愛い色で毛鉤を巻くことが多いです。ぶっちゃけ自己満足の世界ですが、それでいいんです^^;
接着剤
どこの100均でも購入できる安い接着剤でOKです。
結んだ糸のほつれ防止のためなので、ある程度の接着力があれば問題ありません。
私は、接着剤の代わりに100均のマニキュアで代用しています。
キラキラのラメ入りマニキュアを使うと毛鉤がキラキラでオシャレになるのでおススメです!!
作り方
毛鉤を作るのって、なんだか難しそうな気がしますが、そんなことはありません。
手先が器用じゃなくても大丈夫。
何個か作れば、すぐにコツがつかめます。
1. 固定したバイスに釣り針を挟み、糸を巻く
最初に(写真の状態)結んでから巻くと、糸が空回りしなくなります。
空回りしなくなったら短い方の糸を切り、切った端を巻き込むように糸を巻いていきます。
どのくらい巻くかはあまり気にしなくて大丈夫(魚に刺さる部分までは巻かないようにします)
巻き終わったら何回か糸を結び(そうすると手を放しても糸が外れない)、糸の端は切らずに結んだままにしておきます。
2.羽毛を針に巻く
羽毛の根元のダウン部分(ふわふわ部分)をむしり取ります。
むしった羽を、針を囲むように配置し、糸を巻いて固定していきます。
針の周り360度に羽毛が散らばるように指で羽毛を動かし形を整え、何回か糸を結んだら糸を切ります。
ダウン部分を使うと、水中に沈みやすい(ウェット)タイプの毛鉤になります。
逆に、羽毛の先っちょの部分を使うと、水面に浮きやすい(ドライ)タイプの毛鉤になります。
羽毛の先部分を使ったなんちゃって毛鉤↓↓
3.形を整える
そのままだと毛が長いので、自分の好みの長さまで羽をハサミで切って形を整えます。
4.接着剤を塗っておく
最後に、糸のほつれ防止のため、接着剤を塗って乾燥させたら完了です。
なんちゃって毛鉤コレクション
最近作ったなんちゃって毛鉤の一部をご紹介します。
糸を2色使うと、とても可愛い毛鉤ができます!
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水生昆虫をイメージしたもの
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100均の羽で釣れるのだから髪の毛でも釣れるのでは?と思い作ってみました。
自分の髪の毛で作った毛鉤(ちゃんと釣れました)
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渓流で自分の作った毛鉤を使うところを想像するとワクワクします!
解禁まであと少し。色々なシチュエーションを想像しながら、もう少し毛鉤を作りだめしておこうと思います。