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鮎の燻製 vs アマゴの燻製

田中 五月

禁漁期間ですね~。
釣ることは出来ませんから、冷凍していたお魚さん達の料理に励んでおります(^^

今回は鮎の燻製とアマゴの燻製の比較。
鮎は釣ったのを冷凍していたものですが、アマゴは基本持ち帰りません。
なんで今回アマゴがあるかというと、ちょっとした輸送トラブルで、養魚場から川に持っていく最中にお亡くなりになったアマゴを冷凍しておいたものなんです。

で、せっかくアマゴもあるから比較してみようという訳です。

燻製の作り方は、ネットで検索すればたくさん出てくるんで割愛します(^^;
一つだけ普通じゃないやり方をしているとすると、燻製器は使わず、ダッチオーブンを使っていることくらい。
ダッチオーブンの底にアルミホイルをしいて、その上に燻製チップ、適当な網をかけてそれにのせるだけ。
フライパンでやっている人もよくいますが、それのダッチオーブン版です。

熱燻になりますが、まず失敗がなく、お手軽です。

さてさて出来上がりました。こちらは鮎とアマゴの燻製を並べたものです。

 

今回はスモークチップも2種類比較してみました。


最初のは広葉樹ブレンド。

次はサクラで燻製した2匹。

サクラの方が色が濃くつきますね。
味は広葉樹ブレンドの方が、よりオーク樽のような熟成された感じするのですが、ブレンドなんでその時によって違うのかも。

鮎とアマゴでいくと、どちらも美味しいのですが、個人的にはアマゴ!
鮎は少し繊維質というか、少ししゃりっとした歯ごたえがあります。
アマゴはよりしっとりとした肉質で味が染みこむ系。

塩焼きや甘露煮で食べる時も同じような食感なんで、まあそうなんでしょう。

でも、どちらもめちゃくちゃ美味いんですよ。
どちらかと言えば、アマゴというくらいです。

時間はかかりますけど、時間がかかる分だけ美味しいですよね、燻製。
次はイワナとニジマスも作って4種比較したいとこです(^^