【釣り好き、川好き必見】地域おこし協力隊で内水面漁業の新たな産業創出(三重県大紀町)
こんにちは、つりチケの瀬川です。
川釣りが好き、川が好き、自然好き、地域のために何かしたい。
そんな人へのおすすめとして、全国営業してきた中で良い機会だと感じたので以下を紹介したいとおもいます。
内水面漁業の新たな産業創出
三重県大紀町では「地域おこし協力隊」を募集しています。
この活動は内水面漁業の新たな産業創出となるもので、川釣りが好きで地域のために何かしたいという意欲のある方に、まさにおすすめなのです。
募集要項はこちら: http://www.town.taiki.mie.jp/teiju/chiikiokoshi (令和2年9月25日現在)
「地域おこし協力隊」のざっくりした説明としては、最大3年間、行政からの委託(=実質的な給料)で、その雇われた地域で地域のために活動するポジションです。
そんな協力隊を募集している大紀町が、まずどんなところかというと、地図上では以下の場所。
名古屋から車で高速使って2時間弱。
大紀町に流れる大内山川は鮎で有名で、清流めぐり利き鮎会では準グランプリにも輝いたことも。
大内山川は宮川を経て海まで繋がり、鮎の天然遡上もある恵まれた環境でもあります。
何故おススメ?
今回の地域おこし協力隊の案内は、私なりのおススメポイントがあります。
①漁協の活動として、釣り環境を活かした地域おこしを、安定収入が保証されながら携わることが出来る
大紀町の今回の地域おこし協力隊は、大内山漁業協同組合の活動とリンクして、渓流管理釣り場づくり、C&R(キャッチアンドリリース)区間の設置運営、「大内山川のぼり鮎」のブランド化及び特産品の開発、魚が増える河川環境改善等、釣り好き、アウトドア好きならたまらない仕事に関われます。
②受入元の組合長が熱い!
今回の協力隊企画を整備したのは、大内山漁業協同組合の渡邊組合長です。
渡邊氏は元々生まれは別の場所で、釣り好きが高じて大紀町に移住し、つりエサ市場の社長→漁協組合長 を経て現在大紀町議会議員もやっています。
釣りや魚の造詣も深く、会社経営者として事業経営観点も持ち、町のためにもやっていきたいと思っています。
地域おこし協力隊は、その地域次第では受け入れ態勢自体がうまくできておらず、行ったはいいが大変な経験のみで何も出来ず、という話も聞きますが、まずはその後ろ盾があるため受入れ環境としては非常に良いと感じています。
近隣の参考事例 ~愛知県 段戸川倶楽部~
弊社団が関わって取り組んでいる事例で、「名古屋市内から1時間の場所にアマゴが1日10匹 釣れる川を」をテーマに、渓流のC&R区間づくりと、漁協と協力して釣り人による実質的な運営を行っている段戸川倶楽部 があり、渡邊氏も、大内山川に鮎だけでなく、渓流のポテンシャルも上げていきたいと思っている中で上記の話にも興味を持ち、今回のような紹介に繋がっているところもあります。
今回大紀町の地域おこし協力隊になられた場合、段戸川倶楽部の事例も現地参加しつつ余すところなくお伝え出来るので、一つ取り組みやすいきっかけが作れると思います。
川釣りにはポテンシャルがある
私自身は最初「つりチケ」を企画し事業化した時から、川釣り、内水面の釣りにはポテンシャルがあると感じていました。
内水面の釣りは、年齢層が高く、鮎釣りになると60~80代が主と思われるほどの高年齢化。遊漁券販売額からも右肩下がり。
一方で、アウトドアはこの人口減少社会でも右肩上がり、つり道具市場でも若干上がっているぐらいです。
実際様々な内水面の漁協を訪ね、この業界を知るにつけて、いくつかのポイントが整理され変更されれば、皆が注目する非常に楽しい場になると感じています。
この大紀町の地域おこし協力隊を通しての、渓流管理釣り場づくりや、C&R区間作り等はそういった種を作り育てる非常に良い機会と場だと思っています。
是非これを機に、募集要項 http://www.town.taiki.mie.jp/teiju/chiikiokoshi をご覧になって、大紀町の企画調整課に希望をお伝え、ご応募ください。