台高 堂倉谷へ源流釣行(沢登り??)
こんにちは。テンカラの~と 田中です。
自分的にはあれれ?という内容ですが上げさせて頂きます(^^;
北又谷⇒堂倉谷
おかしいですね、ちょうどこの8月後半は小林君と黒部・北又谷に源流釣行撮影に行っている予定だったのですが・・・
8月後半、予定していた日程の北陸は雨続きでした。
1日雨くらいなら問題ないのですが、4日間全て雨という予報です。
このため、何とか雨が持ちそうな南紀方面に転進せざるを得なかったのです。
で、台高 堂倉谷へ。
この谷は沢登り界では、「沢登りの全てが詰まっている」と人気の沢。
釣りをからめて沢泊で行きたいとこがここだけだったんで、今回は堂倉谷に変更しました。
果たしてアマゴはいるのか? これが最も気になるとこですが、沢登りとしてだけ考えるなら面白いに違いないのです。
堂倉谷の様子
沢としては、やはりとても魅力的!
谷に降りるとすぐにこんな滝が出迎えてくれます。
水量豊富な上に快適に登っていける、最高です。
その後も数えるのも面倒なくらい滝が続いていきます。
どれもエメラルドグリーンの釜を持ち、美しい滝ばかり。
今回の全遡行を通じて、一度だけ完全に巻いた場面がここ。巻きも少しいやらしかったので小林君にリードしてもらい、良いトレーニングになったはず。
滝だけでなく、巨岩帯やゆったりしたトロ場等も。
写真にとっていない場所も含めて、本当に素晴らしい景観。
人気があるのもうなづけます。
アマゴは??
さてさて、最も気になるアマゴちゃん。
一応、ちゃんといましたし、竿もだしました。
でも、見切りまくるんです。
何故、そんなに人も入れないだろうに毛鉤を見切るのか。
とても賢いアマゴ達でした。
流れが緩い場所にも定位しているアマゴが結構いるんですが、完全に見切る。
毛鉤をローテーションさせてとっかえひっかえしても全て見切る。
今考えると、少しでも食い気のあるやつに効果的な誘いを何故かけれなかったのか・・・
かけたつもりでしたが、もう少しやりようがあったような気がします。
久しぶりの沢泊だったので、リリースせずに焚火で頂こうと考えた邪心を感づかれたのか。
ともあれ、この釣行で小林君が2匹釣っただけで、私はボーズ。これだけ歩いて登って、どういうこと?
という笑える源流釣行です。
堂倉谷は腕自慢の方にお勧めの沢と言えます。是非、この厳しいアマゴ達にチャレンジしてみてください。
沢登りに夢中になる
そんなこんなで釣れないんで、沢登りに夢中になりました。
南の台高でも、結局2日目深夜からは雨。夜中の1:30に増水の危険性からテン場を大移動させたりしました。
最終日3日目の上流部、連爆帯は増水の滝と格闘です。
見えるでしょうか? 落ち口の黄色と赤の豆粒みたいなのがリードしている私です。
プロテクションはほぼナッツでとれ、フレンズを使ったのは1ヶ所だけ。
ナッツでうまくプロテクションをとれて登れると充実感があります。
この滝は一番上だったと思いますが、一番上でもこの日は水量が多くて楽しかったですねー。
降りしきる雨の中「ファイトー、いっぱーつ!!」なんて一人で叫びながら登ってしまいました。
ホールドも快適にあり、釣れないもどかしさをクライミングにぶつけました笑
最後、稜線まで詰め上がり、尾鷲辻から大台ヶ原ビジターセンターに行く道は、どこもかしこも道が水路と化していました。
以上、沢登りとしてはとても楽しかったですが、つりチケマガジンに書くべき内容ではなさそうなコンテンツとなってしまいました。
来年は北又谷に行き、源流釣行っぽい爆釣コンテンツをアップしたい、する予定です。