2019.07.19

庄川支流での釣行!良型イワナがよく釣れた!

中田 北斗

こんにちは、つりチケマガジンライターの中田です。

梅雨真っ盛りで、釣行に行くタイミングを中々つかめない時期ですが、小雨の予想だったため釣行に行ってきました。

今回、釣りに行ったのは富山県にある「庄川水系の支流」です。
雨が降ったりやんだりの生憎の天気でしたが、イワナの反応もよく楽しめました。

それでは、今回の釣行の様子をどうぞ。

釣り場探し

釣りに行く先を考えるのは楽しいもので、グーグルマップの航空写真を眺めながら、どこの川に釣りに行こうか考えるのが私の日課です。
私の住んでいる地域では小さな河川しかなく、釣りのダイナミックさに欠ける部分があるため、たまには山深く水質がキレイな河川で釣りをしたくなります。

6月以降はアユの解禁があり、アユ釣り師が多く本流に入るため、私のようなテンカラ釣り師は支流に入らざるを得ません。
このような理由から、岐阜県や富山県の大きな河川の支流に入ろうと考えていました。

今回は、富山県の河川で釣りを楽しみたいと考え、庄川水系の支流へと入ることに決意。
庄川水系は本流も長く、支流も数多く流れている水系です。

ちなみに、テンカラ釣りとは、日本の伝統釣法。

「釣り竿」
「釣り糸」
「毛鉤(けばり)」

の3点のみで構成されるシンプルな釣り。
主なターゲットは、イワナ、ヤマメ、アマゴといった渓流魚です。

庄川道の駅で遊漁券を購入

今回、釣りをする場所は「庄川沿岸漁業協同組合連合会」が管轄する区域です。

「庄川 (内共 14号) 庄川小牧ダム下流 」
「庄川上流 (内共 15号) 庄川小牧ダム上流・利賀川 」
「百瀬川 (内共 13号)」

の3つの区間に分かれていますが、今回は庄川上流 (内共 15号) の区域の「15号雑魚(にじます・やまめ・いわな・こい・うぐい)」の遊漁証を購入しました。

遊漁証を購入する際は、上記の区間が少しややこしいので注意。
入れる河川を間違ってはいけないので、事前にチェックするようにしてください。

遊漁証を購入した場所は、国道156号線沿いにある「道の駅庄川」。

道の駅内では、遊漁証販売の看板は見つけられませんでしたが、お店の方に声を掛けると丁寧に案内していただけました。
遊漁証はお土産屋さんのレジにて購入が可能です。

今回は、日券(1,000円)を購入しました。

「道の駅庄川」は非常にキレイなところで、通常のお土産だけでなく、自家焙煎コーヒーの販売も行っています。
飲みたかったのですが、直前のSAでコーヒーを買ったばかりだったので断念しました…次回は必ず買いたい!

トイレにも立ち寄りましたが、トイレの壁の上部にはアマガエルが数匹じっとしていました。
小さなハエなどを捕食するためでしょうか?一体、どういう経緯でこんなところに住み着いたのか。
しかし、こんなところにもアマガエルがいるのは、自然が豊かな証拠だなぁと思い、少しうれしくなりました。

入渓場所の選定

釣りは朝マヅメの時間帯(7月だと5時前から6時くらいまで)に入るのが常識ですが、川に到着したのは12時過ぎと真っ昼間。
この時間から入るのであれば、先行者がいても全く不思議ではありません。

急いでもしかたがないので、ゆっくりとどこに入るのか川を見ながら吟味していきます。

初めて行く河川で問題になるのが、どこから川に入るかというところ。
あまりに入りやすい場所は、魚がスレていたり、釣り上げられて数が減っている場合が多い。
だからといって、入りにくい場所から入るのは危険なことも。

今回入った河川は、谷が深く入渓できる場所が限られていました。
車が止まっていない場所を探して、そこで見つけた獣道を通って川へと入りました。

入渓すると、とてもキレイな渓相。

イワナなどの成魚放流のポイントなのか、淵の深いところにはたくさんのイワナが群れをなしていました。
経験上そういった群れをなしているイワナは、毛鉤には反応しないことがほとんど。
今回も予想通りで、試しに毛鉤を流してみましたが一瞬ちらっと見にくるだけで、口を使うことはありませんでした。

入渓の儀式

私は、渓流に入ると、まずは手当たり次第に毛鉤を打っていく。
毛鉤を川全体に打っていくことで、その日の魚がどんなところについているのかを絞ります。
そして、後半はより魚が釣れる可能性の高いポイントを重視して、効率良く釣ることを心がけています。

浅瀬も含めて毛鉤を打っていくとすぐに反応があります。
ですが、毛鉤を「チョン」と触るだけで、かなり警戒しているご様子。
入渓しやすいポイントだし、この水の透明度だと魚に警戒されるのは当たり前といえば当たり前。

そのうちに、真新しい足跡を発見し、午前中に先行者が入ったことが明らかになりました。
こういうプレッシャーの高いところは、流れのあるところでないとなかなか毛鉤を加えてくれないことが多い。

流れの無いところは、軽く2~3投ほど「ちょんちょん」と毛鉤を動かし誘いながら流してスピーディーに攻めていきます。
反対に、流れのある場所は、自然に毛鉤を流したり、誘いをいれたり、沈ませたりして、じっくりと攻めることに。

しかし、以降もなかなか魚は毛鉤をしっかりとくわえてくれず、少しつまんで逃げていったりと難しい状況。
と言っているうちに、流芯の脇から小ぶりのイワナが出てくれました。

今日のイワナは、少し早い流れ、もしくは、完全に水が止まっているようなプールで誘うとよく反応が出ます。
しかし、しっかりと毛鉤咥えてくれるイワナは少ない。

この後も、反応が厳しい状態は続きましたが、飽きない程度にはイワナが釣れてくれました。

 

そのうちに、木に毛鉤を引っ掛けてしまったのですが、そのときにレベルライン(メインの糸のこと)がプッツリと切れてしまいました。
これまでレベルラインが切れたことはなかったため、予備はカバンには入れておらず、レベルラインを取りに車へ戻るかどうかで迷います。
しかし、車までは少なくとも30分は掛かるだろうという距離。

うーん、と悩みましたが、カバンの中に入れてあるハリス1.2号でとりあえず代用してみることに。
キャスティングを試してみると、一応キャスティングはできる様子。
ただし、かなりふわっとした飛び方をするし、精確なキャスティングはかなり難しい。

加えて、メインラインがハリスなので色が付いておらず、どこに毛鉤を流しているのかが全然わからない。
仕方がないので、毛鉤を白い視認性の良いものに変更しました。

見えにくい感覚重視の釣りにはなってしまいましたが、コレはコレで結構楽しく、繊細で面白い。

 

ため池のような隔離されたプールへ毛鉤を落とし、チョンチョンと誘うとガバっと魚が出ます。
一瞬だったのでよくわかりませんでしたが、2匹の魚が毛鉤を食いに来たように思います。
掛かったのは26cmのイワナ。

このイワナをリリースしたあとに、もう一度同じ場所に毛鉤を打ち込みました。

すると、「バコッ」と大きな音を立てて魚が掛かります。

かなり痩せているイワナでしたが、そこそこ引いて楽しませてくれました。
尺じゃないか何度もメジャーで測り直しましたが、29cmの泣き尺でした。あと1cm、とっても悔しいです。

小さなプールなのに2匹の良型が勢いよく毛鉤を捕食してくれたのは、おそらく、小さなプールのため誰も狙わず、なおかつ、魚がエサを食べれていない状況だったんでしょう。
このイワナはとても痩せていたのがそれを物語っています。

そしてその近くのメインの流れでもポツリポツリと魚が釣れます。

割と早い流れの脇をすっと流すとガツンとしたアタリがあり、アワセます。
強烈な引きで、魚に主導権を握られてしまい、アワセた場所では魚を引き上げるのは難しいと判断し、下流へと魚を誘導します。

しかし、途中で岩の下に潜られてしまい、出てこなくなってしまいました。
これでは根ズレてラインを切られてしまうと思い、ラインのテンションを緩めないようにしながら川を渡って、魚を穴から直接手で引きずり出すことに。

魚を引っぱりだすと、また更に魚が走り出します。
尺はないかな?という感じでしたが、ここまで走るとは…

なんとか引っぱりあげ、計測すると28cm。良い体格をしています。

28cmにしてはよく引いたし驚いた。

ずっと流れの中で生活しているタイプのイワナだったのでしょうか?
久々に、強烈な引きを楽しめたので満足のファイトでした。

このあとも釣りを続けていましたが、途中から急に反応が渋くなります。
どうやら途中から他の人が入っている様子で、捨ててすぐと思われるゴミがありました。

近くにはくしゃくしゃになったラインも捨ててあり、非常に残念。
カバンに入れていたスーパーの袋にゴミを入れ持ち帰りました。

美しい渓流で釣りをするのであれば、川をキレイに保つ意識を全釣り人に持っていただきたいという風に思います。
この記事を読んで頂いた方にはできれば、落ちているゴミは拾ってほしい。
カバンの中にスーパーの袋を入れておけば、誰でもできることです。

そして、これ以上は釣りをしてもあまり意味はなさそうなので、本日は納竿としました。

本日の仕掛け

今回は川幅があまり広くなかったため、4.0mの竿に竿尻いっぱいの仕掛けを使用しました。
釣りの後半は、レベルラインを失ってしまったため、ハリス1.2号のみで釣りをしています。

竿

鬼竿TYPE-I 4.0m

レベルライン

与一ウルトラサイト 1.5号 3.4m

ハリス

トヨフロン 1.2号 0.6m

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