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矢作川水系段戸川での釣り《テンカラの~とvol10》

田中 五月

久しぶりにまとまった雨が降った翌日、地図張り替えとあわせて、ちょこっと段戸川C&R区間に行ってきました。

 

今日の段戸川C&R区間

A-B地点あたりの下流部はこんな様相で、まだ増水がきつく、ポイントは結構潰れています。

 

ただ、アマゴ達の活性はそこそこはあり、緩い瀬では釣りになります。

こんな感じのとこを流すと、

出てくるアマゴはいる。

アマゴが大きな出水で流されていないか心配だったのですが、一安心です(^^

とはいえ、A-Bあたりはポイントが潰れすぎているので、早々に場所換えです。

 

後半の1時間強はD地点下流に入りました。

D地点下流は面白いことに。

まず今回の調査に付き合ってくださったI先生が、早速38cmのブラウン。

テンカラでこのサイズを釣るのはド迫力です。潜水艦 vs 延べ竿。

その後もバラシはあれど、ブラウンが続きます。

29cm泣き尺

 

段戸川C&R区間に入っているルアーマンの方と話をすると「アマゴしかかからなくなったよ。ブラウンいなくなっちゃったのかな」という話に良くなるのですが、どうしてどうして。

今日は流心など、普通のアマゴポイントからブラウンが出ます。

おそらく大雨の後など、魚達が餌を強く食いたい条件そろうと、体が大きなブラウンが最も良い場所でまず餌を食うんでしょうね。

アマゴは追いやられている感じがしました。

一方で、通常は朝晩暗いうち、つり人がいないタイミングで餌をとっているから、日中ルアーを流すとまずアマゴが先に食うだと思います。

 

Theブラウントラウトdayで、ある意味面白かった。

 

今日のテンカラ課題:2.0号 5.5Mのレベルライン釣法

さて、今日のテンカラ課題「2.0号の軽いレベルラインを使ったテンカラ」です。

最近自分の中で流行っているんですが、以下のような感じ。


■メリット
ラインが圧倒的に軽いのでオツリが少なく、流したい筋から毛鉤が外れない。
流したい筋を綺麗に流れるので、Hit率があがる。

その他、逆さ毛鉤を使う時など、微妙な竿操作でも毛鉤にアクションを伝えれる等もあり。

■デメリット
ラインが細く、軽いので狙ったポイントへのキャスティングが難しい。

竿先が柔らかくなるので、バラシ確率が高くなる。

■工夫
デメリットを克服するには、竿の改造、キャスティング練習が必要。
竿は通常3号-4号程度のレベルラインを想定して設計されているので、もう少し穂先を柔らかくし、竿全体の弾力性で飛ばせるようにする。
つまり、カーボンソリッド穂先 90cm 3.2×0.8を購入し、1番穂先を取り換えて、好みの柔らかさまで削る。

ペーパーで削った穂先の曲がり具合を確認中

ただし、フッキングが弱くなるので、その辺りの対策も必要。

キャスティング練習では、「竿のしなりを最大限生かしたキャスティング」を意識する。
3号ではそんなに考えなくても飛ぶが、2号になると竿のポテンシャルを最大限生かさないと満足には飛ばなくなる。

これが出来れば結構釣果が変わるはず!

毎回の釣行で、少しずつ調整して何となく形になってきました。

ただ、「キャスティングが出来る」というのをどのレベルでOKとするのか?

どこまでやるかが難しいですが、細いラインで遠くから攻めれると、Hit率が良くなるという感触はあります。

引き続きチャレンジしていこう。

 

さてさて、大雨から2日たつ今日くらいから川が落ち着き、アマゴがバンバンかもしれません(^^

最後に

テンカラ釣りの前には遊漁券の購入を。

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段戸川の遊漁券は、《つりチケ》の名倉川漁協のページから購入できます。

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