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ゲータースタイルって?ゲーターの基礎知識からおすすめのゲーターまで【初心者向け】

つりチケ編集部

開けた場所に流れる川は人が歩けるように整備されていますが、渓流の場合は両岸を森や岩に囲まれていることが多いです。

そのため、渓流釣りを楽しむためには水に入って行動するための装備が必要になります。

流れの弱い川や冬場には、水に濡れないウェーダーが便利ですが、流れの強い川や夏場には「ゲータースタイル」が非常に便利で快適です。

この記事では、ゲータースタイルの基礎知識とおすすめのゲーター紹介をしていきます。

しっかりと勉強して釣果をアップさせましょう!

初心者こそゲータースタイルに挑戦してみよう


ゲータースタイルは上級者がやっていることが多いので、初心者向けでは無いと思われがちですが、実は初心者こそ挑戦すべきスタイルなのです。

ゲータースタイルとは?

ゲータースタイルとは、「ゲーター」と呼ばれる装備品を脚に巻きつけてウェーディング(※)するスタイルのことを言います。

(※ウェーディングとは、ウェーダーを着用して川や海に立ち入り、釣りをすることを言います)

一般的な防水性のウェーダーとは違い、水が染み込んでくるので「ウェットゲーディングスタイル」と呼ばれることも。

ゲーターは、水中の岩転倒から脚全体を守ってくれるアイテムだと覚えておきましょう。

ゲータースタイルのメリット

ゲータースタイルには下記のようなメリットが。

どの項目でも防水性のウェーダーと比較して感じるメリットになります。

・夏場は水の冷たさで涼しく釣りができる

・防水性のウェーダーに比べて動きやすい

・スッキリとした見た目がかっこいい

防水性のウェーディングとは違い、水のひんやりとした感触があるので、体温の上昇を抑えてくれる効果があります。

半ズボンだけでも水に入って季節感を楽しめますが、岩場での転倒や虫刺されを考えると非常に危険。

安全を守りながら季節感を楽しむためにも、ゲータースタイルを活用しましょう。

防水性のウェーダーよりも柔らかい素材なので、動きやすいのも見逃せないメリット。

また、脚全体にピッタリとフィットする形状で、水の抵抗が少ないのもスムーズに動ける要因の1つです。

ゲータースタイルのデメリット

当然ですが、ゲータースタイルにはデメリットも存在します。

デメリットの多くは、濡れることにより引き起こされるもの。以下のようなものが挙げられます。

・ズレ落ち、ズリ上がりが釣りの最中に気になってしまう

・ウェーディングシューズなどの専用品が必要

・寒い季節には使えない

体にフィットして動きやすいのがゲータースタイルのメリットですが、脚全体に巻きつけるという構造上どうしてもズレが気になります。

特に体のサイズに合っていない場合にズレやすいので、試着が出来る場合は積極的に行いましょう。

水中から出て陸上を歩く際に、靴内部の水が抜けないと歩きにくいので、水抜き穴のついた専用のウェーディングシューズが必要。水抜けの良い専用ソックスもあれば、尚いいですね。

川の水に浸かるという特性上、寒い季節は体温が下がってしまうため使えません。

冬場、渓流釣りを行う際には防水性のウェーダーを使いましょう。



おすすめのゲーターをご紹介!


ここからは、初心者にもおすすめできるゲーターを紹介していきます。

Foxfire「airista minimalist WDゲーター」

Foxfire社の軽量を売りにしたairistaシリーズのゲーターである「airista minimalist WDゲーター」は、膝裏の上下にある2本のベルクロとふくらはぎの1本のベルクロで固定するゲーター。

厚さ1mmのネオプレーン素材を使用しているので、従来品から40%の軽量化に成功しています。

ソックス分離型(レッグガード部分のみ)なので、快適な釣行のためには専用のソックスを用意しましょう。

DAIWA「ネオゲーター NG-400」

国内の釣り具メーカーとして抜群の人気を誇る、DAIWAの「ネオゲーター NG-400」は、ベルクロの品質が高く脚への密着度に優れ人気があります。

また、足の甲部分にはシューズの紐に引っ掛けるホックが装備されているので、ゲーター全体のズリ上がりを防止してくれるのも嬉しいポイント。

ソックス分離型(レッグガード部分のみ)なので、快適な釣行のためには専用のソックスを用意しましょう。

DAIWA社から水を通しやすいウェットタイプのソックスが販売されているので、ゲーターにあわせて購入するのもおすすめです。

暑い夏でも涼しく釣行が行えるゲーターを使って、機動力の高い渓流釣りを楽しんでください。

渓流は岩の苔などで滑りやすいので、ゲーターを装着していても安全に注意しましょう。



最後に

川で釣りをする時には、遊漁券の購入が必要な地域が多いです。

行きたい川が決まったら、「川の名前」と「漁協」で検索、どこの漁協が遊漁券の販売を管轄しているか確認しましょう。

現在はネットで遊漁券を購入できるサービスもあるので要チェック。
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