2018.09.18

福井県打波川でのイワナ釣り テンカラ王子の全国旅【4/47】

小林大地

こちらはつりチケ事業に参画する小林が全国を営業で回わるかたわら地域の素晴らしい川を紹介していく連載です。

福井渓流釣りのメッカ 打波川の様子

9月上旬の雨の間隙をぬって、9月13日に打波川(うちなみかわ)に釣りに行ってまいりました。

水位は以前訪問したときよりかなり多めでしたがさほど深くなくおおよそが膝丈ほど、深いところで腰丈の水量でした。

濁りはなく、水温は14度程度。

ただ、魚影は濃いという噂も釣果に胸を膨らませませながらキャスティングを開始します。

支流 亥向谷の渓相

亥向谷(びこうたに)の特徴といえば、コレ!

小さな谷に断続的に堰堤が続きます。

遠く支流を眺めても「よくあんなところに作ったな」と思うほどにひしめき合っています。

結果釣り上がりは基本堰堤から堰堤までの区間となり、随時入渓と退渓を繰り返すことになります。

しかし谷自体渓谷美は抜群。山が磨き上げたうっすらと青みががった水が流れる川です。

川幅は狭く、広くとも5m程度。

岩や石も小さめで、1mを超えるような石は多くはありません。

両側にブッシュがかかっているところも多く、横からのキャスティングなど工夫が必要です。

午前中はここで2.3度入退渓を繰り返し、釣り上がるも全く反応なし・・・

同行した田中と「ここに魚がいない訳がないんだけどな。川のコンディションが問題だ」などとお互いに励ましあいながら士気を保ちます。

低活性時の腕がまだまだ足りません。

本流 打波川上流の渓相

※以下写真はGoproからの切り取りのため、若干画質が落ちています^^;

午後からは魚の顔みるために、大きく場所を変えよう!と肚を決め本流に行くことに。

打波川上流部は支流に比べ大きな石や岩が転がっています。

上流部であるので、川幅は大きくなく支流亥向谷と大きくは変わりません。

ただこのときから、雨が振り始めコンディションは最悪。

水温も支流に比べ2~3度は低かったように感じました。

相変わらずの低活性の中、いい感じの流速で流れている場所を発見。

イワナが好みそうな底石も点在しています。

2、3回キャスティングをしてもでず・・・

次なるキャスティングをしようと竿を持ち上げると、

「あれ、なんか重い?」

肩を過ぎてもう落ち込みはじめぐらいのところから一匹でてきました!

⇓その時の動画がこちら⇓

有無を言わせない向こうアワセ!!

超食い気の一匹がかかってくれました。

非常に悔しいランディングです。場所も自分の横から出てきています。

しかしそれでも一匹出ると嬉しいんです、これが。

打波川上流の入渓ポイント

一つ入渓ポイントを紹介したいと思います。

車は上小池駐車場に駐車可能。

ここにきれいな水洗トイレ、100円無人ジュース販売などがあります。

入渓点は駐車場から徒歩5分。

登山道を東に進むと、打波川上流部とぶつかります。

ここなら初心者でもアプローチしやすい入渓ポイントとなります。

恐怖の「オロロ」 打波川の注意点

夏の時期、8月のお盆過ぎまでは「オロロ」というアブがいます。

正式名称は「イヨシロオビアブ」

富山県ではオロロ、新潟県ではウルルという方言でよばれるそう。

以前入渓した際は、その真っ盛りの時期に黒い塊となったオロロに襲われました。

エンジンに反応してよってくるそうで、もう車を降りた時点で取り囲まれます。

釣りをしているときには常にまとわりつかれ、小林はグローブをつけておらず手をまんべんなく刺されまくりました。

同行した田中はゲーターの隙間、膝裏を襲撃され足がパンパンに膨らんでいました。

こうなったらもう釣りどころの話ではないです。

地元民いわく「踊っている」状態になり、逃げても逃げても追ってきます。

オロロ対策 刺されないようにするには

一番の対策としてはオロロの発生時期を外すしかなさそう。

こうやって魚が釣りきられるということから守られているんだなと思えば、この期間川に入れないのもまた釣りを楽しめる布石と思えます。

ただ時間もなく、どうしても入りたい、ある程度オロロにさされてもいいという方!

地元民に聞いた対策は

「ハッカ水を体に塗布したら、よってこない」

というものでした。

次回は検証もかねて、盛夏にハッカ水を塗りたくってトライしてみようと思います^^;

オロロはハエと近縁らしいのでハエ取り線香なども有効かもしれません。

ちなみに、市販の虫よけでは全く効果はありませんでした。

次こそは、戦略的に釣果をあげたい!

「低活性やコンディションが悪い時にどうやって釣るのか?」

ということを考えた時に、

魚の食い波にのせて目の前に毛鉤を持っていくということが有効。(だと先達から聞いたんですが^^;)

そのためにも次回釣行からは川を3Dで見れるよう、タナを意識しながら釣りをしてみようと思っています。

今までは2種類タングステンのあり、なしで釣りをしていました。

次回はその2種に加え、重さの違う毛鉤をもう2種用意していこうと思います。

本日のヒットテンカラ道具立て

ライン

ヤマトヨ レベルライン 3.5号 3.8m

ハリス 1号 1m

竿

天平テンカラ

毛鉤

#8 茶+黒 2.5ミリのタングステンヘッド付き
毛鉤は自作しています。

関連記事