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高原川水系蒲田川左俣谷《テンカラの~とvol1》

田中 五月

2018年4月3日、遥かなる北アルプス 蒲田川の左俣谷へ偵察釣行。

蒲田川は活性高いんだろうけど、上流の左俣谷はどうか??

まだ雪が残る左俣谷レポートと、毎回のテンカラ課題のセット投稿です。

 

手始めに・・蒲田川

左俣谷へ行く前に、手始めに蒲田川C&R区間付近で釣ってみました。

このあたりのことは同行した小林君が書いてくれるはずなんで、適当に写真だけ。

もう道路沿いや川沿いの雪は消えています。宝橋付近C&R区間の少し下。

 

ニジマスHit!

 

暖かい日差しの中、気持ち良い。ここはC&R区間の下流側ですね。

 

再びニジマスHit!
おかしいですね、、ヤマメが調子いいという前情報だったのですが。

 

宝橋から上流、つまりC&R区間上流側から温泉街あたりまでが今年は良くないようです。確かに濁りがあり、反応する気配がない・・・

 

さて、いよいよ左俣谷へ

新穂高ロープウェイあたりから見る笠ヶ岳方面。

いいですねー。山好きにはたまらない景色です。

 

いったん道を戻り、新穂高温泉ニューホタカの方に林道?をあがっていきます。

この辺り、駐車スペースは気をつけて迷惑にならないようにしましょう。左俣谷へは新穂高温泉ニューホタカの脇から入りました。最初の堰堤より下流です。今回は活性偵察のため、最初の堰堤より下だけでちょいちょい遊んでみました。

こんな景色の中で釣れるなんて最高! こちらはまだ雪あり。

 

釣れた??

 

C&R区間の水温は、なんと16度!でしたが、左俣谷は8度。これが普通でしょう。

でも、一応イワナ君は反応してくれましたよ(^^

結構サイズはあるんだけど、頭だけが大きく体がついていっていない。餌がまだないんでしょう。

この左俣谷で30分粘りましたが、その後の反応はなし。

結論として「イワナは動き出しているものの、まだまだ春遠し」となりました。

その後、深山荘あたりに戻り、二人でポツポツイワナを追加。

 

深山荘あたりは、寒いのに地面から熱気が出てきます。時折、こんな沼化した場所もあり面白いですね。冬の間から活性が高いというのがうなづけます。

 

ちなみに水温は、

  • 蒲田川C&R区間:16度
  • 深山荘の上流:12度
  • 左俣谷:8度

でした。

 

今日のテンカラ課題:確信をもって流し続ける

4月の頭です。いかに蒲田川とはいえ、ライズしている様子はありません。

このため、他河川と同様に沈めて釣る。

自分がやっていることとしては、2.3mmのタングステンヘッドをつけた#14をまず流してみる。

飛んでいる虫のサイズ的に小さなものが見当たらなければ、次は同じ#14のままで3.0mmのタングステンヘッドフックに変えて、更に低層を流します。

もし、飛んでいる虫のサイズが小さいものがおおければ、もう少し小さいフックへ変更。

もし、少しでもライズしていたり、魚が表層を意識しているようであれば、ウェイトなしの通常テンカラ毛鉤へ変更。

 

こんなことをやっており、ある程度沈めて釣れるような時もあるのですが、決定的に足りないと思っているのが「確信をもって流し続ける」ということ。

 

上手い人の話を聞いたり見たりしていると、「ここは出るはず」というポイントで30回とか流して、その30回目で釣ったりしているように思う。

が、自分にはこれがない。もしくは確信が薄い。このため、満遍なく10回流したりしてメリハリがないんですよね(●´^`●) ん~

活性が高い時は別に釣れるんでしょうけど、活性が低い状態でひきだすことが出来ない。。

 

「今回こそは!」と思って臨みましたが、まだまだでした。

次回に持ちこしの課題です。

 

最後に深山荘上流 蒲田川の素晴らしい流れと北アルプスの風景をどうぞ。

新緑の季節が待ち遠しい! 華やかでしょうね~