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【栃木県版】初心者でも行きやすい川釣りスポット4選

つりチケ編集部

海無し県の栃木県には、沢山の川が流れています。
今回は栃木県での川釣りスポットの中でも、有名で行きやすいポイントを4つご紹介します。

鬼怒川

特徴

鬼怒川は、栃木県を代表する一級河川。

一般的にはアユのイメージが強い鬼怒川ですが、上流域には大イワナやヤマメ、中流域には大ヤマメやサクラマスが生息しています。

特徴としては、やはりその長さ。利根川の支流として最も長い全長176.6キロメートルを誇っています。

ほぼ全域で大ヤマメのチャンスがあるので、初心者でも挑戦しやすい釣りポイントです。

上流のダムの放水により、水位が変動しやすい利根川に比べて、鬼怒川は比較的水位が安定する傾向があります。

特に中流部は平坦で穏やかな流れの場所が多数。その川の流れの様子から絹川と表現され、鬼怒川の語源と言われています。

人気のポイント

釣り客に人気なのは、中流部でのアユ釣りとヤマメ釣り。こちらはアクセスも良く、中流部までは都心から2時間弱で行くことができます。

アユ釣りは6月に入ると下流の区間から徐々に解禁となります。シーズンの後半には25cmクラスの大型もねらえる事も。

アユ釣りも良いのですが、近年の鬼怒川本流では、前の時期から楽しめるヤマメ釣りの注目度が年々高まってきています。

サクラマスの遡上もあり平均40~50cm、なんと80cmオーバーの記録も。



まだまだ魅力がたくさん!

また鬼怒川と言えば温泉が有名。釣りと共に温泉に行くならば、鬼怒川温泉のさらに上流の川治温泉はいかがでしょうか。

周辺に、男鹿川キャッチアンドリリース・川治温泉キャッチアンドリリースと2つの釣り専用区があります。2つともルアー、フライ釣りですが、多くのニジマスやヤマメ、イワナが。

川治温泉キャッチアンドリリースの区間は歩きやすいのが特徴で、トイレもあり初心者や女性でも楽しめるスポットです。

どの場所から仕掛けをキャストしても、 大型が食らいついてくる可能性が十分にあるのが鬼怒川の良いところ。

実績が高いポイントでも、 ポイントの良し悪しはそのときの状況で変化します。なので、鬼怒川での釣りに限った事ではありませんが、 ポイントに入る前の情報収集は大事。

広大な鬼怒川には無名なポイントが多数あるので、 その中から自分好みのポイントを探すのも鬼怒川の楽しみの一つかもしれません。

鬼怒川
解禁期間:3月〜(詳しくは漁協公式HPをご覧ください)
URL:栃木県鬼怒川漁協公式HP

大谷川


日光市に流れる清流、それが大谷川です。
その区間は、華厳の滝から華厳渓谷を経て神橋の下を通り鬼怒川へ合流するまで。

イワナやヤマメをはじめ、ニジマスなど様々な魚が生息しています。
また、日本各地に生息しているニッコウイワナは日光に生息するイワナが起源とされているんだとか。

大谷川は上流から下流まで変化にとんだフィールドで、川幅や水深の幅もあり、日光地区の上中流部は藻が多いのも特徴。プール状のポイントも沢山あります。

また、いろは坂より下流は、フライフィッシングに適してるポイント。

観光地内なので、時と場所によっては観光客が気になるポイントではありますが、ロッドを振るには不自由しない場所です。

日光湯川

湯の湖を水源として戦場ヶ原を流れ、中禅寺湖に繋がる渓流の湯川。
保護された自然の湿原の中をゆったりと流れる川です。

日本が開国したばかりの頃、中禅寺湖畔には各国大使の避暑用の別荘が軒を連ねていたそう。

その住人達が日本でもフライフィッシングを楽しみたいと、ブルックトラウトを放流したのが、湯川のフライフィッシングフィールドとしての始まりだと言われています。

つまり日本のフライフィッシング発祥の地と言っても差し支えない場所です。ただし全域がC&Rに指定され、一部通年禁漁の区間もあるので、少し注意が必要。

田川

田川は知らない人も多いと思われる、マイナーな河川のひとつ。
源流からの里川にもかかわらず、放流されている区間が長いのが特徴です。すごく小規模な河川なので、アユ釣りの方とバッティングする事はありません。

しかし、栃木県県内の人達にとっては良く知られた河川です。下流の宇都宮動物園付近が少し有名スポットで、解禁当初は混雑する可能性があるので、ご注意を。

 

栃木県内の川をいくつかご紹介いたしましたが、比較的アクセス良く、ポイントまで行きやすい川を中心にご紹介しました。

栃木県内には、まだまだ沢山のポイントがありますので、ぜひご自分に合ったポイントを見つけて欲しいと思います。

釣りに行く前に

川で釣りをする時には、遊漁券の購入が必要な地域が多いです。
遊漁券WEB販売サービス《つりチケ》では、釣りたい漁協を選んで遊漁券を購入、その日のうちに使えます。
登録漁協も増え続けているので要チェック。
スマホやPCで遊漁券が買えるから、販売所が開いていない早朝でも、販売所まで遠い山奥の釣りスポットでも、もっと釣りを楽しめます。

栃木県では、2022年5月現在、栗山漁協湯西川漁協川俣湖漁協足尾町漁協今北漁協の取り扱いがあります。

栗山漁協は、日光市の北部の渓流と、鬼怒川上流・支流を管轄。四季折々の豊かな自然を感じることのできる癒しの里です。

湯西川漁協は、幻のイワナ、通称「縄文岩魚」が生息しています。胸鰭が3枚!

川俣湖漁協は、日光市の通称瀬戸合峡に位置する川俣ダムから上流の鬼怒川本流及び支流を管轄。湖から秘境までの様々な釣行が楽しめます。

足尾町漁協は、栃木県日光市足尾町を流れる渡良瀬川、その支流神子内川や庚申川、餅ヶ瀬川等を漁場の区域としています。毎年、3月21日解禁日から9月まで毎月ヤマメ・ニジマスの放流を実施しています。

今北町漁協は、板穴川・小百川・砥川及びその支流を管轄しています。ルアー・フライ全河川OKです。

つりチケの各漁協ページには釣り場マップや遊漁規則も掲載されているので、釣行前にチェックしてみてくださいね!